はじめに
オンラインセミナーやウェビナーで使うスライド。
「デザインはオシャレにしたい」「テンプレートを選べば早いはず」――そんな思い込みから作業が進まず、時間ばかりかかってしまう人は少なくありません。
本当に必要なのは「見た目の派手さ」ではなく、参加者にとってわかりやすく、疲れずに見られるスライドを作ること。そうすれば自然と、登録や申し込みといった行動につながります。
この記事では「やってしまいがちなNG例」と「効率的に伝わるスライドを作るための5つのヒント」をまとめます。
やってしまいがちなNG例
NG① いきなりテンプレートを選ぶ
テンプレートの選び方がわからず、時間だけが過ぎてしまう。便利そうに見えても逆効果になることが多い。
NG② オシャレ感にこだわる
スライドで一番伝えたいのは「内容」。見た目のオシャレさにこだわりすぎると、目的からズレてしまう。
NG③ 背景に柄や色を入れる
背景の装飾が主張しすぎると、文字や写真が埋もれてしまい、全体が見づらくなる。
NG④ 文章を詰め込みすぎる
特にオンラインセミナーでは、参加者は小さな画面(スマホ)で見ている場合も多い。文字量が多いと読むだけで疲れてしまう。
NG⑤ 視聴者にやさしくない構成
文字を読みながら話を聞くのは、想像以上に負担が大きい。理解が追いつかず、集中力が切れてしまう。結果として、申し込みや登録といったゴールに到達する前に視聴者が離脱してしまう。
効率的に伝わるスライド作成 5つのヒント
テンプレートは使わない
見た目に左右されず、空白スライドから始める。効率化のための第一歩。
背景は「白」で良し
表紙以外は潔く白背景にする。余計な情報を削ぎ落とすことで、伝えたい内容がクリアに届く。
最初は白黒で作成
フォントや色にこだわるのは後回し。まずは白黒で全体を通して作ることで、作業が止まらずに進む。
ひたすら文字入力&画像配置
完成度を1枚ずつ上げるのではなく、まずは全体に文章・写真・イラストを流し込む。あとからまとめて整えた方が時短になる。
色と大きさでメリハリをつける
全ての要素を配置したあとで、ようやく色・フォント・大きさを調整する。最後のデザイン調整で印象がぐっと洗練される。
まとめ
スライド作成は「足し算よりも引き算」が鉄則。装飾を盛り込むより、不要なものを削ぎ落とすことで、視聴者にとってわかりやすく疲れないスライドになる。
結果として、伝わる → 信頼される → 登録・申し込みにつながる。
「見栄え」ではなく「伝わりやすさ」を意識して、ぜひ次のスライド作成に活かしてみてください。
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